初詣で、
駐車場渋滞・長蛇の列・落ち着かない参拝。
もう、そんな思いしたくない人へ。
元旦でも驚くほど快適だった「恵林寺初詣」、
正直レポします。
行列を避けたいゆる夫婦の結論
山梨の初詣スポットといえば、
武田神社、富士山本宮浅間大社、金櫻神社、身曾岐神社などが有名ですよね。
…が、人混みがちょっと苦手な
ゆる夫婦の初詣は、
「恵林寺」一択になりました!
理由はシンプル。
混まない・並ばない・落ち着いてお参りできる。
しかも、食事までスムーズ!!
「え?お寺で初詣?」
と思った方、ぜひこのまま読み進めてください。
なぜ有名神社を避けるようになったのか(ゆる夫婦の失敗談)
数年前のこと。
「せっかくのお正月だし」と、
1月3日に武田神社へ初詣に行った私たち。
結果はというと…。
- 駐車場に入るまで大渋滞
- 車を降りてから参拝まで30分以上並ぶ
- 後ろが気になって、お願いごとは超早口
- 周辺のお店はどこも満席
最終的に、屋台で食べたのは
ちょっとパサパサ気味のクレープでした。
翌年、他の神社も試してみましたが、
小さな神社ほど駐車場が少なく、結局同じような状況に。
「これはもう、来年からは違う選択をしよう」
そう思って見つけたのが、恵林寺でした。
【実体験】2026年元旦、恵林寺の初詣はこうだった
2026年1月1日(木)
ゆる夫婦が恵林寺に到着したのは
お昼 12:00ちょうど。
- 周辺道路:スイスイ
- 駐車場:余裕あり
- 参拝:待ち列なし
参道には一人もいないし↓

参拝もこの通り↓

「え、元旦だよね?」
思わず確認したくなるほど、
穏やかな空気でした。
お昼ごはんも敷地内でスムーズ
参拝後は、敷地内にある「一休庵」へ。

12:10頃でしたが、
待ち時間なしでそのまま着席。
この日は友人・親戚を含めて10人でしたが、
全員一緒に座れました。


メニューも豊富で、
がっつり食事したい人にも
ちょっとお茶したい人にも対応。

ちょびすけ→天ぷらそば、
ももこ→とろろうどん
をオーダー↓

そして、ゆる夫婦の大好きな時間。
新年最初の——乾杯。

外の茶屋もノーストレス
食後は、境内の茶屋へ。

ここでも待ち列はなし

無添加の団子をその場で焼いてくれるので
焼きたての温かい団子を受け取れます。

ももこ大好物のソフトクリーム。
巨峰&バニラのミックス。
写真撮るのを忘れ、先っぽ食べちゃってから
慌ててパシャリ。

「初詣=並ぶもの」という思い込みが、
音を立てて崩れていきました。
実は、元旦だけの特別な楽しみ方も
一緒にランチした友人いわく、
元旦の0時ちょうどに参拝すると、
普段は有料の本堂へも無料で入れるそう。
その本来有料の拝観エリアについては、
あとで詳しく紹介します。
恵林寺ってどんなお寺?
恵林寺(えりんじ)は、1330年に建てられた、
とても歴史のあるお寺です。
この地域を治めていた武士が、
夢窓国師(むそうこくし)という有名なお坊さんを招き、
自分の屋敷をお寺にしたのが始まりだそうです。
戦国時代になると、武田信玄がこのお寺を深く信仰し、
菩提寺として大切にしました。
信玄が亡くなったあと、
息子の勝頼によって盛大なお葬式もここで行われています。
ところがその後、武田家は滅び、
1582年に恵林寺は織田信長の軍によって
焼き討ちにあってしまいます。
そのとき住職だったのが、快川国師(かいせんこくし)。
武田信玄からめちゃくちゃ信頼され、住職になった快川国師は、
「心の迷いを捨てれば、火の中にあっても涼しく感じる」
という意味の言葉、
「心頭滅却すれば火もまた涼し」を残し、
火の中に入っていったと伝えられています。
その現場が、まさにこの三門です↓

その後、徳川家康が恵林寺を復興。
赤門(四脚門)も家康が再建しました。

江戸時代には、甲府城のお殿様・柳沢 吉保(やなぎさわ よしやす)のサポートで再び栄えました。
柳沢 吉保は、2023年のNHKドラマで、
男女が逆転したパラレルワールドの江戸時代を描いた
『大奥』で、俳優の倉科カナさんが演じたことでも話題になりましたね。
境内には、
夢窓国師が手がけたとされる美しい庭園があり、
今も静かに歴史を感じられる場所になっています。
ほぉ〜〜〜。
正直、歴史は詳しくない私たちでも『すごい空間なんだな』と感じられる場所でした。
宝物館があるということは?
恵林寺には、宝物館があります。

宝物館には、信玄が使ったとされる兜や軍配団扇、
風林火山で有名な「孫子の旗」など
武田氏に関する文化財を数多く所蔵しています。
そもそも「宝物館がある」ということは
・長い歴史と高い格式がある
・多数の貴重な文化財を所蔵している
・それを守る財政力と人材を有している
・公開・研究する社会的指名を兼ね備えた特別な存在である
という、かなり限られた条件をクリアしているということ。
こちらの入館料はこちらです↓

恵林寺の拝観について

見どころ
※本堂より奥は撮影禁止のため、文章でのご紹介になります。
①本堂
ご本尊の釈迦如来が安置されています。
②うぐいす廊下
廊下を歩くと、うぐいすの鳴くような音がします。
日本の古来の建築物に見られる仕組みで、
部外者が侵入したことにいち早く気づけるよう、
人が床の板の上を歩く事によりきしみ音が鳴るうぐいす張りになっています。
③武田不動尊像
武田信玄公を実際に見ながら彫刻された像。
等身大の像は「武田不動」として尊崇されています。
④信玄公墓所
53歳で亡くなった信玄公のお墓。
通常は非公開ですが、月命日の毎月12日に特別公開されています。
⑤冥歩禅(みょうほぜん)
真っ暗な廊下を手探りで壁をつたって進みます。
暗い中を歩きながら自分自身の心と向き合い、祈りの思いを確かなものにした上で、再び光の満ち溢れるこの世界に戻るための瞑想路です。
⑥柳沢吉保公墓所
徳川 綱吉の側近だった柳沢 吉保の墓所。
正室・定子の墓石も並んでいる。
ご夫婦で眠られています。
⑦庭園
夢窓国師が作った庭で、国の史跡・名勝に指定されている。
夢窓国師は、京都嵯峨野の天龍寺や嵐山の苔寺にも庭を作った人。
御朱印はこちら↓

お守りもズラ〜ッと並んでおります↓

お土産エリアもありました↓

記念スタンプは、お近くの放光寺と
合体させるバージョン↓

お寺だけど、初詣していいの?
「初詣って神社でするものじゃないの?」
と思う方も多いかもしれません。
でも実は、
初詣=新年になって初めて神社やお寺に参拝し、
旧年の感謝を伝え、新年の無病息災や家内安全、
幸福などを祈願する日本の伝統行事
つまり、神社でもお寺でもOKです。
ちなみに武田神社は「神社」ですが、
祀られているのは人物(武田信玄)。
こうした背景を知ると、
初詣の選択肢はぐっと広がりますよね。
まとめ|静かに新年を迎えたい人へ
- 人混みが苦手
- 並ばずに参拝したい
- 家族や友人とゆっくり過ごしたい
- 食事も一緒に済ませたい
そんな人には、
恵林寺の初詣、本当におすすめです。
今、有名スポットじゃなくても、
歴史のある場所で神聖な気持ちになる。
「自分たちに合った新年の迎え方」があっていい。
来年の初詣は、
どんな過ごし方をしたいですか?
——山梨ゆるナビ
ちょびすけ&ももこ


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